ドラゴンフルーツの意外な食べ方;スイーツレシピ【ビーガン】
"ドラゴンフルーツ"って食べたことがありますか?
最近では日本のスーパーでも目にしますが、やっぱりちょっと高かったりしてなかなか食べる機会がないかもしれないですね。
温かい地域の国では季節になると、安く手に入るフルーツの一つです。
私が初めて食べたのは、やっぱり南国のブラジルでした。
ドラゴンフルーツもカットすると中身が白いものと、赤いものがあります。
味は見た目によらず癖のない味で、黒い小さな種がプチプチッとするのが特徴。
おいしいドラゴンフルーツはそのままフルーツとして。
赤色のレッドドラゴンフルーツはケーキに加えると、何とも言えないトロンとした触感が出て、お気に入り!
ちょっとイマイチなレッドドラゴンだった時は、ビーガンスイーツに変身させます。
最近、レッドドラゴンフルーツがお得に購入できたので、新しいケーキを作ってみました。
予想通り、きれいなケーキに仕上がったので、レシピをまとめるのと同時に、
スーパーフードとも言われるドラゴンフルーツの栄養価も、自分の知識として簡単にまとめておきたいと思います。
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Contents
食用色素ゼロ!天然色素でこんなに鮮やか!レッドドラゴンフルーツタルト(Vegan)
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手順は;タルト生地→フィリングとなるビーガンケーキ→デコレーション
一番早く手際よく作る順番は、豆腐の水切り(前日)→ホワイトクリーム→豆腐クリーム→タルト生地→フィリング→デコレーション
では、レシピです。
まずタルト生地↓
定番のオートミール入りのビーガンタルト生地レシピ (23cm)
このタルト生地の特徴は、オートミールを加えているところ。
オートミールは、フードプロセッサーでガーッとして、粉状にして加えます。(簡単に粉状になります。もちろんミルでもOK。多分ミキサーでも出来るのではないかと思います。)
材料
A
●オートミール 50g (フードプロセッサーで粉状にしておく)
●薄力粉 150g
B
◎きび砂糖 大さじ3
◎豆乳 大さじ5
◎オリーブオイル 60g
※下準備
●オートミールをフードプロセッサーで粉状にする。
●タルト型に少量のオイルを塗り、小麦粉を全体にふりかけておく。
作り方
1- 材料Aをボウルに入れてホイッパーで混ぜ合わせておく。
2- 材料Bを別のボウルに入れて、ホイッパーでしっかり混ぜ合わせて乳化させておく。(とろりと一体化します)
3- 1と2をさっくりと混ぜ合わせて、ひとかたまりになったら、タルト型に敷き詰めていく。フォークで底面全体に適当に穴をあけておく。
4- 180°くらいのオーブンで3~5分だけ少し焼いておく。
次は、少しだけ焼いたタルト生地に、ビーガンケーキをフィリングとして流し込んで焼きます。
フィリング:レッドドラゴンフルーツのシンプルケーキ
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フィリングとして、お気に入りのドラゴンフルーツマフィンの生地を流し込んで焼いてみました。
カットした時にレッドドラゴンフルーツが綺麗に見えていい感じ!
材料
A
●薄力粉 180g
●ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
●カルダモン 少々(好みで、省いてもOK)
◯ココナッツファイン 10g
◯塩 ひとつまみ
B
◎きび砂糖 80g
◎豆乳130g
◎オリーブオイル 75g
◎ココナッツエッセンス 少々(省いてもOK)
C
ドラゴンフルーツ 125g
D
豆乳大さじ1
きび砂糖小さじ1/4
作り方
1- Aの◎をボウルに振るい入れ、◯も加えてホイッパーでふんわり混ぜる。
2- Bを別のボウルに入れてホイッパーで混ぜて乳化させる。(一体化する)
3- 1、5cm角くらいにカットしておいたレッドドラゴンを2に加える。
4- 3を1の粉類に加えてサックリと混ぜ合わせ、準備しておいたタルト生地に流し込み、180°Cくらいのオーブンで25分くらいを目安に焼く。
5- 焼いている間に、材料Dの豆乳大さじ1ときび砂糖小さじ1/4を混ぜて温めながら砂糖を溶かしておく。焼き上がったら、熱いうちに刷毛で表面に塗る。
次はビーガンクリームでデコレーション↓
綺麗なピンク色のデコレーションクリーム;ビーガン豆腐クリーム
無添加!フルーツでこんなにきれいな色!
健康のため、食生活を改善してきた私としては、食用色素は加えたくありません。
今回、レッドドラゴンフルーツでピンク色のスイーツを作りたいな~と思って、試してみたら、少量のドラゴンフルーツを加えただけで、驚くほど綺麗な、鮮やかなピンク色になりました。
材料
※下準備: 豆腐は湯通しをして水切りをしておきます。このひと手間をしておくだけで、豆腐クリームの日持ちがグッと伸びます。わたしは、豆腐を買ってきたら、すぐにこの下準備をしておきます。沸騰したお湯に豆腐を入れて、5分ほどグツグツと煮て、あとは容器に入れてそのまま冷蔵庫に保存。次の日には自然と水分が出ているので、その水分を捨てて、豆腐クリームにしたり、豆腐マヨネーズを作ったり、もしくは、冷凍保存しておかずとして使います。
●豆腐(木綿) 150g
●きび砂糖大さじ1と1/2
●ピーナッツペースト 小さじ1
●塩ひとつまみ
●ドラゴンフルーツ数切れ
作り方
全ての材料をフードプロセッサーでガーッと滑らかになるまで混ぜるだけ。
ドラゴンフルーツは小さくカットしたものを少し入れるだけで十分鮮やかなピンク色になります。
贅沢感のあるケーキにしたかったので、もう一つのお気に入りクリームを作ってデコレーション↓
濃厚なココナッツベースの簡単ホワイトクリーム【ビーガン】
私がよく作る大好きな定番クリーム。
いろんなバージョンに変化させますが、今回はホワイトクリーム。
材料
●米粉 60g
●きび砂糖 45g
●粉寒天 小さじ1
●ココナッツファイン 20g
●白ねりごま 15g
●白味噌 10g
●豆乳大さじ6
●ココナッツミルク 300g
作り方
全ての材料を鍋に入れてしっかり混ぜ合わせ、火にかける。
沸騰してきたら、中火で1分。しっかり混ぜながら。
冷めたら、ケーキに好みでデコレーション!その日のインスピレーションで☆
今回は、ローストしたナッツやフルーツなどもプラスしてトッピングしました。
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ドラゴンフルーツとは?栄養は
ドラゴンフルーツは、サボテン科の果物で、本来の名は“ピタヤ”って言うんだそうです!
果皮が龍のウロコに似ているので“ドラゴン”と呼ばれ、今では一般的には“ドラゴンフルーツ”と呼ばれるようになったそうです。
ドラゴンフルーツの豊富な栄養素としては、特にカリウム、マグネシウム、葉酸。
さらにはビタミンB、C、カロチン等のビタミン類、鉄等のミネラル類も豊富。
驚きは、食物繊維!その量はバナナの約65倍!
ポリフェノール、アントシアニン等の抗酸化物質、解毒作用をもつアルブミンも入っているので、アンチエイジング効果大!
低カロリーで栄養素豊富ということですね!
レッドドラゴンフルーツの栄養価は?
赤い果皮に、濃厚な赤紫色の果肉のものは「レッドピタヤ」
赤紫色は、抗酸化物質が豊富な証。
ベタシアニンというポリフェノールの一種が多く含まれていて、強い抗酸化作用によってがんを抑制するといわれているそうです。
勉強になります!
ある程度の栄養素を知っていると、食べるときの気持ちが変わりますね。
ドラゴンフルーツの他のレシピ
今回のレシピのもとになっているレッドドラゴンフルーツのマフィンがあります。
レッドドラゴンフルーツの応用
レシピはこちら↓
レッドドラゴンのジャムも作ったことがあります↓
中身が白色のドラゴンフルーツの応用
ちょっとあまりおいしくなかった。。。というドラゴンフルーツに当たってしまったときのお気に入りのレシピは、フルーツサラダ!
カットしたドラゴンフルーツに、おいしい天然塩を振りかけて、オリーブオイルを少しプラス。好みで、炊いたハト麦をパラパラッとトッピングしたり。
フードプロセッサーは一台あると本当に料理の幅が広がります!