乳製品不使用なのに濃厚、コクのある【クリームパスタ】
クリームパスタは一般的には、牛乳や生クリームを使いますよね。
今回、乳製品不使用のクリームパスタが出来上がりました。
ちょっと意外な材料を使ってみたら、大成功!栄養価もアップした、お気に入りレシピ!
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Contents
乳製品不使用でも濃厚【ビーガンクリームパスタ】ベースは白いんげん!
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今回のクリームパスタは、白いんげん豆をベースとしたものです。
でも、白いんげん豆って聞くと、まず思い浮かぶのは、甘煮とか、白あんとか......?
白いんげんの栄養価
インゲン豆は、大福豆や白金時豆、キドニービーンズという名前で、または腎臓の形に似ていることから、腎臓の豆とも呼ばれています。
白いんげんを含め、インゲン豆にはたんぱく質や植物繊維、ミネラルが豊富。
脂質が少なめというのも特徴です。
植物繊維は大豆よりも多いといわれているほど。
そして、糖質のカロリーコントロールをサポートすると言われています。
ただ、注意点としては、しっかりと過熱すること。(下準備で、まずしっかり煮てから使えば問題ないと思います。)
そして、どんな豆、食材にも言えることですが、食べすぎは注意。
わたしも、いろんな豆を食に取り入れるようにしていますが、豆料理って、下準備が面倒...って思う方もいらっしゃるかも?
でも、実はとっても便利な食材で、やってみれば、そして慣れてしまえばすっごく簡単!
わたしも面倒なことは好きではないので、ささっと下準備をしておきます。
もちろん、すぐに使える缶詰を使用してもOKです。
白いんげん豆の準備・煮方
白いんげん豆に限りませんが、まず、前もって、ちょっと余裕のある時に下準備は済ませておきます。
夜、もしくは朝でも構いませんが、豆を洗ってから、たっぷりの水(約3倍)に8時間くらい浸水させておきます。(12時間くらいでも大丈夫)
※暑い季節、蒸し暑い部屋などでは、冷蔵庫に入れておいたほうが安心。
そうすると、だんだんと豆が水分を吸って、ふっくらと膨らんできます。
ここまでは、どんな煮方でも同じです。
その後、水切りをしてから、私は活力鍋を使います。
活力鍋がない方もたくさんいらっしゃると思うので、圧力鍋、鍋の煮方も調べました。
活力鍋を使った煮方
活力鍋は、とっても便利で、これで豆料理のハードルはゼロ!
私が使っているのは、ゼロ活力鍋なので、水切りをした豆を鍋に入れて、1カップの水を加え、蓋をして火にかけ、圧力がかかって赤いおもりがしっかり回ってきたら火を消し、自然に圧力が下がるのを待つだけ!
ふっくらと、すごくおいしく豆が煮えます。
まとめて多めの豆を煮て置いて、小分けにして冷凍保存しているので、これで、ずいぶん料理が簡単、便利になります。
圧力鍋での煮方
圧力鍋の種類によって、圧をかける分数が違うと思いますので、説明書に沿って試してみるのがいいかな、と思います。
一応、目安になる煮方としては、一晩漬けて置いた豆を圧力鍋に加え、豆の上1cm~4cmくらい被る水を加えて、圧力鍋をセット。
圧がかかってきたら、5分~12分くらい(圧力鍋の種類による)圧をかけ、火を止めて、自然に圧が下がるまで待つ。
※灰汁抜きをしっかりしたい場合→圧力鍋で煮る前に、浸水させておいた豆をそのまま鍋に移し、沸騰し灰汁が出てきたら水を変えてもう一度沸騰。その後水を切って、圧力鍋で煮る。
鍋で煮る方法
8時間以上浸水させておいた豆をそのまま鍋に移し、沸騰してきたら火を弱め、3分ほど煮る。そうすると、灰汁(白い泡)が出てきます。
その後、水を切って、もう一度鍋に豆と、豆の3倍の水を加え(常に水にかぶさっている状態)、沸騰してきたら弱火にして、40分~1時間くらい、豆が柔らかくなるまで(好みの柔らかさ)コトコトと煮る。※水が足りなかったら、途中で水を加える。
その後、火を消して、自然に冷めるまで放置。※すぐに水切りをすると、皮が乾燥して、しわしわになるので、自然に冷ます
※ふっくらとした状態のままで保存したい場合は、煮汁と一緒に冷凍。
白いんげん豆のクリームパスタ
材料 (2人分)
A
ニンニク 2かけ (薄切り)
しいたけ3つ (千切り)
玉ねぎ1/2個 (細切り)
オリーブオイル 適量
セロリ(好みで。別の青物でもOK)
塩小さじ 1/2
白みそ 小さじ1
B
白いんげん(煮たもの) 1カップ
豆乳 1カップ
煮汁 適量 (とろみを見ながら加える)
※煮汁はなければ豆乳の量を増やして調整。
C
塩 小さじ1/2 (味見をしながら調整)
こしょう 好みで
D
パスタ (好みのパスタ) 160~200g
作り方
※ Dのパスタをゆでる。
1- 材料Bをフードプロセッサーでガーッと滑らかにしておく。
2- 材料Aをオリーブオイルで炒め、塩と白みそで味付けする。
3- 2に1を加えて、材料Cで味付け。(クリームの様子を見ながら、必要なら煮汁、または豆乳を加えて、好みのとろみにする。)
4- ゆでたパスタと混ぜ合わせて出来上がり。
※最後に好みで、あらびき胡椒をふる。
グルテンフリーにも対応
白いんげん豆のペーストでとろみがつくので、小麦粉などでとろみをつける必要がありません。
グルテンフリーのパスタを使用すれば、グルテンフリーのクリームパスタが楽しめます。
何とも言えないコクが出て、それでいて胃が重くなるようなことはない、ヴィーガン使用そして、グルテンフリーにも対応可のクリームパスタです。
豆料理って、本当に面白いですね。
いろんなアイディアが浮かんで、楽しい。
次回は白いんげんのスイーツも紹介しようと思っています。